Kenny Werner Profile

ケニー・ワーナー、 プロフィール

●1951年11月19日ブルックリンに生まれる。

●音楽との出合いはピアノを始めた4歳の時。
11歳にして15人のオーケストラとのレコーディング、ストライドピアノ演奏でのテレビ出演などを経験し、高校在学中から、卒業後コンサートピアノ課に進学するマンハッタン音楽大学のコースに参加し、クラシックへの思いを深めていくこととなる。
その後自分の音楽を表現するために、クラシックの世界からジャズの世界へと転向する。

●1970年、バークレー音楽大学へ編入し、創作活動の方向性を見い出すこととなる。
ボストンではピアノのみならず精神的なガイドでもあった Madame Chaloff に師事し、彼女は後の師によって導かれた概念を彼に最初に火をつけた人でもある。
ワーナーは次に師事した Juao Assis Brasil により、「演奏を無理に造り出すのではなく、自分の中から自然に出てくる音楽を大切にする方法」へと導かれた。
この概念はワーナーの中で開花し、今日の音楽や創作活動への取り組みを形づけている。

●25年を超える演奏活動の中で以下にあげる数々のすばらしいミュージシャンとの共演も果たした。 ボブ・ブルックマイヤー、ロン・カーター、ジョー・ウィリアムズ、ソニー・フォーチュン、ピーター・アースキン、ジョン・アバクロンビー、ボビー・マクファーリン、リー・コニッツ、ビリー・ハート、マリアン・マクパートランド、ジョー・ヘンダーソン、トム・ハレル、、ガンサー・シュラー、ポール・モチアン、ジョン・スコフィールド、ジャック・ディジョネット、エディー・ゴメス、チャーリー・ヘイデン、トゥーツ・シールマンスなど。

●また長きにわたり良き友の ジョー・ロヴァーノ とは創作活動を共に続け、ロヴァーノの数々のアルバムからもワーナーの演奏を聴くことができる。
1998年にはデイブ・ホランド、ジャック・ディジョネットとの「A Dedicated Balance」やマーク・ジョンソン、ジョイ・バロンとの「Unprotected Music 」等のトリオでは音楽評論で最高の評価を得た。

●1997年1月には本を執筆し、「Effortless Mastery」と名付けられたこの本が出版されると音楽業界にすぐさま波紋をよんだ。これはたくさんのミュージシャンの「いかに練習するか、演奏するか、音楽を聴くか」などの概念をかえてしまう程のものであり、読者がミュージシャン本来の目的を受け入れそれを伸ばせるよう導いた。
現在ニューヨーク在住、世界を舞台に活躍中。

Nextミュージックスクール
ムジカセゾンwww.musicasaison.com

Valid XHTML 1.0 Transitional